成長ホルモン補充療法は、製剤を体内に投与するわけですから、何らかの副作用があるのではと心配になる方もいらっしゃると思います。しかし、成長ホルモン自体が本来体内にあるもので、それを「補充」する形で投与するので、副作用の心配・・・
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成長ホルモン補充療法②
成長ホルモン補充療法では自宅で成長ホルモン製剤を皮下注射しますが、自分で注射することに不安を感じられる方も多いかと思います。ですが、実際に使う注射器は、皆さんが想像されているものとは違い、ボールペンのような形状をしている・・・
成長ホルモン補充療法①
成長ホルモン補充療法とは、具体的にどのように行うものなのかご説明します。基本的に、決まった量の成長ホルモンをお尻や太もも、お腹などに睡眠前に自宅で皮下注射する方法が採用されています。注射する量は対象となる病気や体重によっ・・・
低身長の治療法と治療対象
低身長の原因が成長ホルモン分泌不全であることがわかった場合、「成長ホルモン補充療法」という治療が行われます。染色体異常が原因のターナー症候群や、軟骨の形成が不十分な軟骨無形成症、慢性腎不全性低身長症などの病気で成長ホルモ・・・
診察や検査はどんなもの?②
低身長の初診で何らかの病気が疑われると診断された場合、再診ではさらに詳しく調べるため、初診の診断に基づいて必要な検査を行います。脳や臓器に腫瘍が疑われる場合はCTやMRIなどの画像検査を、染色体異常の疑いがある場合は染色・・・
診察や検査はどんなもの?①
低身長で初めて来院した場合、まず問診、診察、血液・尿検査、手のX線検査を行います。問診の時点で身長SD値がマイナス2を上回っているなどの場合は、治療の対象にはならない旨を説明されますが、たとえマイナス2SD以上でもある時・・・
背を伸ばす治療あれこれ
身長が伸び悩む原因は様々です。成長ホルモンの分泌不全や内臓や骨、関節の病気、染色体異常などの場合もあれば、親からの体質を受け継いだだけのものや、検査をしても原因がはっきりわからないものもあります。低身長はその後ろに脳腫瘍・・・
病気が疑われるべき背の伸び方とは
身長は急激に伸びる時期と緩やかに伸びる時期があります。通常新生児から4歳くらいまでの間には身長は約2倍にもなり、その後思春期を迎えるまでには年間5~7cmほど伸び、思春期には男子で年間約10cm、女子で約8cmほども伸び・・・
治療を始めるタイムリミット
SGA性低身長症には当てはまらないものの、お子さんがかなり小さい方なのではと心配な場合もあると思います。低身長は通常より背の伸びが遅く、月齢を重ねるにつれ他の子との差が広がります。また重大な病気が隠れている可能性も考えら・・・