現在はどのような疾患に対しても、医師が患者に対して治療の説明をし、同意を求める「インフォームドコンセント」は必須となっています。低身長の治療も同様で、長期にわたる治療でもあるため、特に重要なことといえます。

医師から十分な説明を受けたうえで、なお別の医師の説明も聞いてみたいという場合はセカンドオピニオンを受けるのもよいでしょう。ここで注意したいのは、セカンドオピニオンは別の医師への「相談」であり、「治療」ではないので、保険適用外であり、相談する側もただ漫然と聞くのではなく、ある程度の知識がないと実りあるものにはならないということです。

セカンドオピニオンを受けたい先が決まったら、今かかっている医師から血液検査やX線写真などの検査結果をもらいます。データに基づいて適切な意見をもらうためと、検査の二度手間を防ぐために必要なことです。セカンドオピニオンで別の医師の意見を聞くこと自体は悪い事ではありません。遠慮せずに申請していいでしょう。