そもそも、サプリメントとはその人にとって不足している栄養を補う「食品」です。健康に対する効果や効能を表示することは許されていません。もしも本当に背を伸ばすサプリメントがあるとすれば、それはサプリメントではなく「薬」であるべきなのです。薬として認められ、販売するためには、臨床試験を経て、確かに効果があったという客観的かつ科学的なデータの提出が求められます。

しかしサプリメントはあくまでも食品ですので、トクホ(特定保健用食品)など一部を除いて、販売時にそのようなデータは必要ありません。背が伸びるという実証も試験結果もないままに売ることのできるサプリメントに、確かな効果を期待することはできませんよね。

もちろん、アルギニンやカルシウム、その他の栄養素の不足分を補うためにサプリメントを使用するのは悪いことではありません。サプリメントは背を伸ばしたり病気を治したりするものではなく、栄養バランスを整え、健康維持を目指すものであることを念頭に置いておきましょう。

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