4才時の身長が将来の最終身長をほぼ決定づけることを当サイトでも繰り返しお伝えしてきました。とはいえ、その後ストレスや小食などの背の伸びにとってのマイナス要因が重なれば背の伸びは悪くなり、逆に成長過程の各時期に身体状況を分析し、それぞれに見合った手を打つことができれば、予想身長を超えて背を伸ばすことも可能なのです。

実際には思春期も終わりに近づいた頃、つまり伸長にはもう手遅れかもしれない時期に「何とか身長を伸ばしてほしい」とお子さんを受診させる親御さんがとても多いのが現実です。しかし、早期に手を打てば打つほどお子さんの身長を伸ばせる可能性は高く、その伸びも大きいものになるのは確実です。

親御さんは、子供の身体がどのようにして成長するのかというプロセス、最終身長を決定するキーポイントなどを正しく知ることが大切です。そのうえで、子供の背が伸びていく各時期に最大の伸び率を獲得する方法を実践していくことが望ましいといえるでしょう。