身長を伸ばすために重要な栄養素は、主なものではタンパク質やカルシウムがあげられますが、その他にも亜鉛やマグネシウムなどのミネラルの働きも欠かせないことがわかってきました。これらは生体内必須微量元素と呼ばれ、少量でも私たちの生命活動になくてはならないものです。

亜鉛は、酵素の働きを助け成長ホルモンの分泌を促しています。また体内で亜鉛が不足すると味覚障害が起こり、その結果食欲不振を招くといわれています。身長を伸ばすためにも、亜鉛の担う役割は大きいといえます。食物では牡蠣や牛モモ肉、ウナギなどに多く含まれています。

一方マグネシウムは、カルシウムの働きを助ける役割があります。カルシウムという栄養素はそれだけを摂り過ぎると正常に機能しなくなります。同時にマグネシウムを摂取し、バランスを取ることで成長期の骨の健全な成長を促すのです。マグネシウムが多く含まれる食品は豆腐や納豆などの大豆製品、ヒジキやカツオ、ホウレンソウなどです。

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