カラダアルファは成長に欠かすことのできない成分がたくさん含まれているサプリメントです。しかし、口コミではその安全性を疑わざる負えない文面が見つかります。

カラダアルファのホームページによれば、国内の天然由来成分を使用し、製薬会社で確かな品質管理を行ったうえで販売されている商品と書かれていますが、どちらが本当なのでしょうか?ここでは、そんな安全性を否定する口コミを取り上げ、どちらが真実なのかについて一つずつ検証していきたいと思います。

まずは、カラダアルファが提示している安全性からみてみることにしましょう。

○カラダアルファ発表の安全性について



カラダアルファでは、子供に飲ませる商品だからこそ、徹底した品質管理を行っていると明記されています。その安全性に関しては医薬品レベルとされており、実際にホームページ内でも公開されています。その内容については以下の通りです。

● 安心の国内製造
● 国産の栄養補助食品
● 天然由来成分
● 保存料や着色料ゼロ
● 新鮮に保存する2重包装
● 製薬会社で製造
● 医薬品製造基準GMP準拠
● 放射能テスト済み

 
などがあり、この他にも錠剤として固めるために、どのサプリメントにも含まれている賦形剤(ふけいざい)の使用を極力抑えるなど細かな配慮がなされています。また、パッケージが2重になっている点についても新鮮さと、いたずら防止と言う子供の目線に立った考えから、手間をかけているとのことでした。

以上のことからも安全性に関しては、何も問題ないように感じます。子供のために安全対策を取ると言う印象も強く、親としては安心して購入できるサプリメントであると思ってしまいますが、果たしてそうとは言い切れない部分があるのでしょうか?

安全性に疑問を持つ口コミを発見!

安全で安心なサプリであるカラダアルファですが、気になる口コミを2つ見つけました。とても気になる内容でしたので、紹介していきましょう。

1つ目の口コミ

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8歳の息子のために購入したカラダアルファでしたが、ネットでトランス脂肪酸が入っているとの噂を耳にしました。

もしトランス脂肪酸が入っていたら息子の健康面にも悪いと思い、慌てて飲ませるのをやめました。

2つ目の口コミ

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中学1年生の長男にカラダアルファを飲ませていますが、この間口コミで気になるニュースを見つけました。

2004年の話なのですが、英国食品規格庁はひじきには無機ヒ素が含まれているため食べないようにとの勧告を出したと書いてありました。

ひじきはカラダアルファにもたくさん含まれているため心配です。やめさせた方がいいかと考えています。

以上2つの口コミです。健康にかかわることなので、さっそく情報をかき集め、検証してみました。調査の結果分かったことを、ここでまとめて報告していきましょう。

そもそもトランス脂肪酸って何?

トランス脂肪酸とは、もともと油に含まれる成分の一つです。天然の食品や油を加工、精製する際の工程でできるものがあり、天然のものは牛肉、羊肉、牛乳などの乳製品に微量ですが含まれています。その一方、もともと液体の油を半固体、固形に加工する際や油の不純物を取り除く過程でトランス脂肪酸が生成されます。そのため、マーガリン、ショートニング、ファットスプレットやそれを原料に使ったケーキ、ドーナツ、洋菓子、他にもスナック菓子、マヨネーズなどにトランス脂肪酸は含まれています。

トランス脂肪酸は体に悪いの?

トランス脂肪酸は生活習慣病の予防のために、WHO/FAOでも毎日の摂取量を総エネルギー量の1%に抑えるよう勧告しています。その量は日本人の場合、一人一日当たり2g以下が目安とされています。なぜなら、トランス脂肪酸を取りすぎてしまうと、血液中のLDLコレステロール値、いわゆる悪玉コレステロールが増えてしまい、HDLコレステロールいわゆる善玉コレステロールが減少してしまうからです。

トランス脂肪酸を取っていない方と比べ、心筋梗塞などのリスクを高めてしまうことがあり、健康被害が考えられます。このトランス脂肪酸が入っているとなれば大事です。子供のために購入する親が多いカラダアルファですから、やはり口コミ1の方のように心配になってしまうのは仕方のないことでしょう。では、本当にカラダアルファにトランス脂肪酸は含まれているのでしょうか?

カラダアルファには、本当にトランス脂肪酸が含まれているの?

カラダアルファにはトランス脂肪酸が入っていると信じていた1つ目の口コミですが、結論から言えば、これは全くでたらめでした。

口コミの内容ではカラダアルファに含まれているナタネ硬化油の中にトランス脂肪酸が含まれると言うことでしたが、販売会社が正式に検査機関に依頼し調査したところ、混入されていないことが証明されています。

分析試験の検査結果も提示されており、トランス脂肪酸と言う項目がありましたが、「検出せず」との記載がありました。とりあえずこのトランス脂肪酸については、一安心と言えるでしょう。

検査結果は本当に信用できる?

このカラダアルファのトランス脂肪酸について検査を行った機関が「一般財団法人 日本食品分析センター」です。そもそも信頼できる機関でない可能もあるので、調べてみたところ、食品を主とし様々な分野の検査、分析を行っている第三者機関であることが分かりました。

日本には多くの食品の検査機関がありますが、その中でも最も歴史が長く、最大規模を誇っているのがこの「一般財団法人 日本食品分析センター」でした。企業などをはじめ公的機関からも依頼を受け、幅広い検査を行っているようです。そんな大手検査機関の出した検査結果で「検出せず」と判断されたのですから、やはりこの口コミ、口コミを書いた方のネットで見た情報は嘘と言えるでしょう。

ですが、なぜこんな嘘の情報が流れたのでしょうか?おそらく、ライバルとなる企業が意図的に流したのではないかと推測されます。カラダアルファを購入している顧客の獲得が狙いなのでしょう。口コミやネットの情報を信じ、カラダアルファをやめる必要はなさそうです。トランス脂肪酸による子供への健康被害については心配ないと言えるでしょう。

ひじきにヒ素が含まれる口コミ2は本当?



次はひじきにヒ素が含まれていると心配した口コミ2についてです。カラダアルファはホームページにも記載がありますが、その原料にひじき粉末が使われています。これはひじきを乾燥し粉末状にしたもので、錠剤に加工しやすいため、カラダアルファで用いられています。

ひじきには豊富なミネラル分が含まれていることは皆さんご存知だと思いますが、本当にひじきには無機ヒ素が含まれているのでしょうか?この口コミ2の根拠となっているのが「英国食品規格庁(FAS)」によって出された「ひじきには無機ヒ素が含まれているため食べないように」と言う見解です。

しかし、日本では食卓にもひじきが並ぶことがあります。もし本当にヒ素が含まれているならカラダアルファだけでなく、食品として食べているのも心配ですよね。このひじきについて詳しく検証してみました。

ひじきには無機ヒ素が含まれているの?

検証してみると、本当に無機ヒ素がひじきに含まれていることが分かりました。しかし、これはひじきに限ったことではないようです。一般的に食されているほとんどの海藻にヒ素が含まれていることが分かっています。

その中でも比較的数値の多いひじきにスポットを当ててこの勧告が出されました。ヒ素=毒物と言うイメージがあり、和歌山毒物カレー事件や森永ヒ素ミルク中毒事件などでも取り上げられていたことから、致死率の高い化学物質と言う印象がありますが、これはあくまでも一度に大量に摂取した場合の話です。

ひじきのヒ素については厚生労働省でも調査が行われ次のようなことが分かっています。

日本人は古くからひじきを食べてきたこともありますが、今までひじきで死んだ話など聞いたことはないと思います。一般的なひじきは乾燥していられていますが、毎日4.7g以上取らない限り暫定的耐容週間摂取量を超えることはないとされています。

WHOの定めた無機ヒ素の暫定的耐容週間摂取量も107μg /日となっており、ひじきを大量に食べない限り問題はないとしています。

厚生労働省でも食べないようにと言うのではなく、ひじきにはカルシウム、カリウム、リン、鉄などを豊富な栄養素が含まれているため、上手に活用していくよう勧めています。

カラダアルファに含まれる無機ヒ素量は?

カラダアルファに使われているひじきの総量から計算すると含まれている無機ヒ素量は約16.4μgです。一日の無機ヒ素暫定的耐容週間摂取量が107μgですから、健康上問題のない量と言えます。

ヒ素と聞くことで、ではカラダアルファもやめようかと毒物イメージが先行してしまい考える方も多いと思いますが、実はこのヒ素はたくさんの食品に含まれています。日本人が主食としている米にさえ、含まれていると言う報告もあり、実際にスウェーデンではあまり米を食べないようにとの勧告が出ていると言うのですから驚きです。

カラダアルファに含まれるひじきを気にするよりも、米など毎日大量に摂取している食品に注意を置く方が、ヒ素が体内に入ってくることを防げそうですね。

結論!やっぱりカラダアルファは安心!



この2つの口コミを検証してみてわかったことは、やはりカラダアルファが細心の注意を払い成長のための製品を世に送り出していると言うこと。色々な噂や口コミはあるようですが、調べてみるとその結果は明らかです。

子供の口にするものについて心配になる親の気持ちが独り歩きしてしまい、口コミになってしまっていたようです。それと同時に検査結果を堂々と公表してくれた販売会社にも好感が持てました。包み隠さず情報を提示してくれていたと言うことは、それだけ安全に心掛けている自信の証かもしれませんね。

トランス脂肪酸、ひじきに関しても事実が判明して一安心です。悪い噂や口コミなどは後を絶ちませんが、きちんと調査した上で子供のために良い商品を選んであげたいですね。カラダアルファに入っているひじきは鉄分、カルシウムをはじめたくさんのミネラルが含まれた昔から日本で愛されている食品です。

ヒ素が含まれているからと言って他の栄養素をみすみす捨てると言うのは厚生労働省でも述べている通り、もったいない話です。健康な体を作るために必要な栄養素が含まれるひじきですから、厚生労働省も健康のために立寝ても良いとの判断を下しているのだと思います。

以上のことから、カラダアルファは子供に与えても問題ないと思います。まだ明らかになっていない健康被害を過剰に心配し、短い成長期にたくさんの栄養を摂ることをあきらめるか、それとも子供のためにきちんと栄養を摂取させてあげるか、難しい選択ではないはずです。

カラダアルファは、原材料にもこだわりを持っていると言います。国内の原料メーカーそれぞれで、重金属や微生物、残留農薬、放射能などを厳密に調査しています。また、カラダアルファに約40%使われているスピルリナについてもひじき同様安全に配慮しているようです。

スピルリナは海藻の一種ですが、すべての海藻にはミクロシスチンと言う毒を発生する成分が含まれるものがあるそうで、カラダアルファで使用しているスピルリナにはこの検査も実施していると言います。

ありとあらゆるリスクを踏まえて、製品を製造しているカラダアルファは身長サプリメントの中でトップクラスの安全性と言えそうですね。

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