予測身長を割り出すために、レントゲンで骨年齢を知る方法があります。骨年齢とは、実年齢に対して、実際の身体の年齢のことをいいます。具体的にはレントゲンで骨の状態をチェックし、現在の骨年齢とこれからの伸びを予測し、最終身長を割り出します。

しかし、この方法は古いデータをもとにした予測身長のため、誤差も多くあまりおすすめできません。また、この方法は健康な成長期の子供に対して行われる検査ではないので、原則整形外科や小児科などの外来でこの検査を行うことはできません。

いつ伸びるのか、あとどれくらい伸びるかを知る方法でおすすめなのは、やはり成長速度曲線をつけてみることです。定期的に身長を正確に測り、成長速度曲線で自分が今どの位置にいるのかを知れば、スパート時期を見極められます。そのうえで栄養や睡眠をしっかりとり規則正しい生活をし、成長ホルモンをたっぷり出すということが、身長を伸ばすためには何よりも大切です。