わが子の身長が低いことを「きっとそのうち伸びるだろう」と軽く考えて放置してはいませんか?実は、なぜ身長は伸びるのか、そしてなぜ身長の伸びが悪い子がいるのかは、医学的にはっきりと解明されています。よって、低身長に対し何の対策もないままでは、結果的に最終身長が低いままになってしまう可能性が高いのです。

例えば、7才半の男の子の身長が115cmだとします。これは平均より7.5cmほど低いことになります。それくらいの差であればすぐに追いつくと考えるかもしれませんが、実際に何もしなければ、順調に伸びたとしても最終身長が163.5cm前後で止まる可能性が高いのです。その子が小食だったり、睡眠不足やストレス過多な環境が重なれば背の伸びはさらに悪くなるでしょう。また、思春期が始まる時期は背の伸びに大きく関係しますが、その子がもし早熟で通常より思春期が早く訪れた場合も同様に、背の伸びはマイナス傾向にあります。

小さい頃に背の低い子供は、何も手を打たなければ中学生になっても高校生になっても小さいままだという現実を知らなければなりません。