「医療」の記事一覧

低身長とステロイド②

医療

ステロイド剤はネフローゼ症候群などの疾患に有用であると同時に、副作用として背の伸びを妨げることがあります。しかし、ステロイドによる治療を続けながらでも身長を伸ばす方法はあります。そのひとつが成長ホルモンの投与です。 成長・・・

低身長とステロイド①

医療

小児疾患のネフローゼ症候群やぜんそくは、副腎皮質ステロイド薬が有効とされますが、副作用として視床下部の機能失調があげられ、成長ホルモンの分泌が悪くなり、結果として最終身長が低くなってしまうことがあります。親御さんのなかに・・・

ALP検査とは

医療

思春期も終わりに近づき身長の伸びが悪くなった頃、まだ伸ばせるかどうかを調べる検査があります。ALP(アルカリフォスファターゼ)検査と呼ばれるものです。ALPは骨が化学反応を起こす際に出る酵素で、骨が伸びたり骨折を治したり・・・

大人にもある、成長ホルモン分泌不全

医療

成長ホルモンは、子供の成長のための大切なホルモンですが、実はもう背が伸びることのない大人にとっても重要なホルモンなのです。 成長ホルモンは、大人の体内で食べ物をエネルギーに変えたり、身体の様々な機能をコントロールするため・・・

ターナー症候群とは

医療

ターナー症候群という、女性だけにみられる先天的な疾患があります。性染色体のXXが何らかの原因でひとつ欠けるか、部分的になくなるなどの構造の一部に異常が起こることで発生するもので、女性の1000~2000人に一人の頻度で起・・・

治療中の通院間隔は?

医療

成長ホルモン補充療法で大切なのは、毎日の成長ホルモン製剤の投与を忘れないことですが、定期的な通院もまた治療効果や副作用の有無をみるため重要になってきます。開始して1年ほどは3か月に一度は通院し、身長・体重測定や血液検査、・・・

治療の期間と医療費補助の制限

医療

成長ホルモン補充療法は、骨端線が閉じるまでの数年間にわたって続けられるのが一般的です。治療を始めて1~2年はぐんぐん伸び、その後徐々に伸び方が緩やかになっていく場合が多いです。ここ10年ほどの治療の結果は、平均で男子16・・・

治療費についてのあれこれ

医療

成長ホルモン分泌不全性低身長症で治療を受ける場合、大まかな費用の目安としては1か月に体重×1万円×0.3(保険適用で3割負担の場合)となります。体重30kgの子の場合、月々の費用は9万円ということになります。子供の体重に・・・

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