成長曲線を記入するグラフには、あらかじめ線が何本か引かれています。真ん中の太い線が平均で、一番下の線がマイナス2SDです。つけた身長のグラフがこの線の下になると低身長となります。成長曲線を記入する時は、横軸に月齢を、縦軸で身長をmm単位で正確に入れる必要があります。直線が交わったところがお子さんの身長SD値です。

身長SDの値は、次の計算式でも出すことができます。(標準身長、標準偏差の表を参照)

(現在の身長-標準身長)÷SD(標準偏差)

この計算式で出た数値が-2.0を下回らないなら、平均身長よりは低いとしても低身長ではないとわかります。数値が-2.0SDから-2.5SDの場合は、低身長と考えられます。一度受診し、詳しく検査してみるべきでしょう。それよりも低く、-2.5SDを下回る場合は、かなりの低身長といえます。早急に専門の医師に相談することをおすすめします。