低身長かどうかを判断するには、身長そのものも重要ですが、同時にどういう伸び方をしているのかを客観的に見ることもまた大切な要素となります。この変化をグラフ化したものが「成長曲線」です。月齢の平均に対して高い低いというだけでなく、成長が急に鈍くなったり、急に伸びたりといった変化も知ることができ、病気の早期発見に繋がったり、将来どのように伸びていくかといった予測もしやすくなったりするのです。

わが子が小さいかもしれないと心配になったら、まずは身長を記録して成長曲線をつけてみましょう。今まできちんとつけてこなかったとしても、母子手帳や幼稚園、小学校の定期検診の記録などから作成できるでしょう。

記録が抜けている期間があっても、グラフにすればおおよその成長の推移が見て取れます。現在では製薬会社などのサイトに数値を入力するだけでグラフにしてくれる便利なサービスもあります。これらを利用するのもよい方法でしょう。