ハムやソーセージなどの加工食品、アイスクリームや炭酸飲料。どれも子供が好みそうな食品ですが、これらにはリン酸塩、フィチン酸という食品添加物が含まれていることがあります。この添加物は食感を良くしたりきれいな色を保つために使われていますが、残念なことに体内や食品中のカルシウムや亜鉛、マグネシウムを追い出してしまうのです。せっかく摂りいれた成長に欠かせないこれらの栄養素やミネラルを無駄にしないために、できることはないのでしょうか。

食品添加物を一切摂取しないのが一番いい方法といえますが、現代においてそれは難しいでしょう。ですが熱湯で洗い流したり、一緒に摂る食品を工夫することで身体に入る添加物をある程度減らすことは可能です。

例えばカップ麺は一度、熱湯を注ぎ捨ててから調理するだけでも違います。市販の惣菜を利用する場合は、わかめやホウレン草などの具だくさん味噌汁を添えましょう。カルシウムや食物繊維を一緒に摂ることで、リン酸塩の影響が弱まります。

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