骨を強く丈夫なものにするために欠かせないカルシウム。成長期には特に必要ですが、ここ数年日本人のカルシウム摂取量は伸び悩んでいます。最も身長が伸びる時期の所要量は、オトナの1.5倍ほどで、12~14歳の男の子で一日あたり900mg必要とされています。

カルシウム不足はサプリメントなどの栄養補助食品に頼ればいいと考えがちです。でも、できるだけ自然の食物から摂り入れた方が、亜鉛やマグネシウムなどのミネラルもバランスよく摂取できる点では有効といえます。

では、カルシウムを豊富に含む食品をご紹介しましょう。代表格はやはり乳製品。牛乳のほか、チーズやヨーグルトにも豊富に含まれています。肥満が気になる子供にはスキムミルクがおススメです。海産物では干しエビや乾燥わかめ、鰹節、野菜では小松菜や切り干し大根、大根葉などに多く含まれています。また納豆や豆腐などの大豆製品は、タンパク質とカルシウムの両方を豊富に含む優良食品です。

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