身長を伸ばすために最も重要なのは、栄養のバランスを考えた食事を摂ることです。これさえ食べておけば大丈夫、という食品は、残念ながら存在しません。なかでも骨そのものを作るタンパク質、骨を強くするカルシウムは必須栄養素の代表格。またタンパク質や亜鉛などの栄養素には成長ホルモンや成長因子(ソマトメジンC)の分泌を促す大切な役割もあります。

もちろん成長期には、身体を元気に動かすエネルギー源である炭水化物も不足してはいけません。また間接的に成長を支える栄養素の働きも見逃せません。ビタミンAやビタミンCといった微量栄養素が体調を整えてくれることで食欲がわき、たくさんの栄養素を吸収できるのです。同じく微量栄養素であるビタミンDはカルシウムの働きに関係し、骨の成長を助ける役割も担っています。

このように、タンパク質、炭水化物、ビタミン類、カルシウムなどのミネラル類をバランスよく含んだ食事を摂ることが成長期には何よりも大事といえます。

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