身長は遺伝によってだけ限定されるものではありませんが、大まかな予測は立てられます。親の身長からおおよその最終身長を割り出す計算式は次の通りです。

・男子 (父親の身長+母親の身長)÷2+6.5
・女子 (父親の身長+母親の身長)÷2-6.5 (単位:cm)

※男子の場合は足し、女子の場合は引く6.5cmは、男女の平均身長の差13cmの2分の1です。

この計算式で出た数字はあくまで目安で、実際はプラスマイナス5cm程度の誤差があるでしょう。肝心なのは、この予測最終身長にどれだけプラスして身長を伸ばせるかということです。それには思春期の訪れが早いか遅いかや、成長ホルモンの出方、骨の成熟度合いなどによって左右されます。病気や何らかの原因で、成長ホルモンが分泌されないなどの状態でない限り、運動や食事、睡眠などの生活習慣がこれらの要因に大きく関わってくることを覚えておきましょう。