子供の成長には様々な栄養素が必要ですが、身長を伸ばすために最も重要な栄養素といえば、タンパク質だといえます。タンパク質は骨や筋肉の材料そのものですし、成長ホルモンの分泌を促す役割も持っています。特に急激に成長する乳幼児期には十分なタンパク質の摂取が望ましいといえます。また身長増加が加速する思春期にも、タンパク質の摂取量を増やすことで、スパートの後押しをしましょう。

思春期の子供で一日に必要なタンパク質の量は、体重×1.25g程度といわれています。50㎏の子供なら、62.5gくらいというわけです。しかし部活動などで激しい運動をしている場合は、もう少し多く、体重×2.0g程度摂った方がいいでしょう。もちろんこれらはあくまでも目安ですので、成長の時期により加減してください。

身体の中でタンパク質を十分に働かせるためには、その他の栄養素の助けも借りなくてはなりません。特にカルシウムは骨を強く丈夫にする、成長に欠かせない栄養素といえるでしょう。

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