体格には個人差があり、まず横に大きくなってその後縦に伸びるということもありますし、多少ぽっちゃりしていても問題ありません。

でも、成長期で気をつけたいのは、子供の頃に身に付いた食習慣は大人になっても続いてしまうということです。脂っこい料理や甘いおやつばかりを食べ続けると、肥満の原因になるだけでなく、腰やひざの痛みや様々な病気を引き起こす恐れがあります。偏った食事にならないように、周りの大人が気を配ることが大切でしょう。以下に肥満気味の子供を持つ親御さんから寄せられた質問にお答えしたものを紹介します。

・お肉が大好きな子供。から揚げやとんかつをよく食べますがおすすめの肉料理は?
揚げ物が続くと脂質の摂り過ぎになります。網焼きやしゃぶしゃぶで油を落とす工夫をしましょう。鶏肉は皮の部分を取って調理します。豚肉や牛肉は脂の少ないヒレやモモを選んでください。

・お菓子やジュースが大好き。夕食後でも食べたり飲んだりしています。
糖分の摂り過ぎは肥満の原因ですが、運動で使われたエネルギーの補給ができていない時も身体は糖分を欲します。運動後すぐにおにぎりやバナナを食べさせたり、朝食でご飯をしっかり食べさせるなど、甘いもの以外で糖分を摂らせるようにしましょう。

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