親なら誰しも子供の健やかな成長を願うものです。食事の栄養バランスに気を配り、嫌いな食べ物も何とか食べさせようと努力している…そんな親御さんも少なくないでしょう。特に、他の同年代の子供よりも小さく成長が気になる子であればなおさら細かく気を遣うのではないでしょうか。
でも、食が細く身長も低い子の成長を少しでも促すためには、実は栄養バランスより必要量を食べさせることが重要なのです。極端な話、ハンバーグが好きなら毎日ハンバーグでも構いません。本人が苦手なものを食卓に出し、結局食べなかったり、無理やり食べさせようとして食事をストレスに感じてしまったりするよりは、成長にはるかに効果的です。子供が好きなものを中心に献立を考え、また食事の回数を増やしこまめに食べさせるなどして栄養管理に努めてください。
なお、ちゃんとした食事ではなく、いわゆるスナック菓子でお腹を満たすのは成長に支障をきたします。骨の原料となるタンパク質がほとんど含まれず、炭水化物や脂質ばかりのスナック菓子では、身体は横には伸びますが身長は伸ばしてはくれません。
