具体的に1日に摂るべきタンパク質の量は、厚生労働省より出されている「日本人の食事摂取基準」の「推定エネルギー必要量」を参考に、次の計算式によって求めます。

(推定エネルギー必要量)×0.4(肥満傾向の子は×0.5)

例えば、標準体型の12才の男子の場合、1日の総摂取カロリーは2600カロリーですので、2600×0.4で1040カロリーとなります。1040カロリーをタンパク食品で構成するには、肉類150g、魚介類150g、卵1個、牛乳300ml、豆腐2分の1丁、みそ大さじ1杯というのがだいたいの目安となります。

肥満気味で摂取する脂肪分を抑えたいという場合は、鶏のささみや鶏胸肉、牛ヒレなどの脂肪分の少ないものを選ぶと良いでしょう。特に鶏のささみは脂肪分が少なく、タンパク質が豊富なのでおすすめです。また、魚介類の脂はDHAやEPAなどの良質な脂肪分ですので、気にせずどんどん食べさせて大丈夫です。

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